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読書記録と社会批評

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おばけ愛国心の押し付けにある背景(4)

前回、日本人の行動規範となってきたのは、他者・集団と合わせるということだった、と述べた。そして、こうした「自律なき人間は、その心理的傾向として、力あるもの、強きものへの自己同一化の傾向をもつ」(荒木)という。

これが、愛国心の押し付けにある背景を解く鍵となる。

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おばけ愛国心の押し付けにある背景(3) - 日本人の行動様式

自民が「国家を愛情と気概をもって支え守る責務」を規定した憲法草案を作った訳について、ひとつの理解の仕方を示した。
つまり、①皆自分のことしか考えておらず、自分勝手だ。まとまりがなくなった。そう考えているのではないかと述べた。
だからこそ、愛国心を国民に持たせることで、個人の「自分勝手」な行動を抑え、「まとまり」をもたらそうとしているのだ、と考えられる。

自分勝手とは、自分のことだけを考え、他人のことをかえりみない態度のことと説明すれば、大きな異論はないだろう。

権利に義務が伴うのが当然?」で述べたフリスビーと読書の例を使うと、フリスビーをしている人が公園で読書をしている人に「フリスビーは公園でしか出来ないが、本は家でも読めるのだから、この場所は俺たちに使わせろ」(こんなことを言う奴がいるとは思えないが)と言ったのなら、自分の自由のことだけを考え、他人の自由をかえりみない態度であるから、この発言は自分勝手と評価される。
以前述べたように、この発言者が学ぶべきことは、自分と他人の利益が衝突した時お互いの利益を調整することである。個人主義を誤解しただけであり、それを教えてあげればいいだけだ。

しかし、こうした指摘がなされないのは、相手がいい大人だからという理由だけではない。実は「自分勝手だ」と述べる発言者が個人主義を同じように誤解しているからにほかならない。この誤解の理由は、後に述べるが、こうした発言がなされるのは、個人主義への誤解だけではなく、さらに日本社会で皆が共有している(と信じている暗黙の)ルールに反していると発言者が考えているからだ。
日本社会の暗黙のルールに反しているから、「自分勝手」だし、「まとまり」がないのだ

まず、この「日本社会のルール」を明らかにしたい。

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おばけ愛国心の押し付けにある背景(2)

国民に愛国心を共有させたいと思っている人は、なぜそのように考えるに至ったのだろう。

①皆自分のことしか考えておらず、自分勝手だ。まとまりがなくなった。そう思っているのではないだろうか。②または、多発する犯罪を見るたびに、日本はどうなってしまったのかと嘆いてるのではないか。そして、これらは、個人の尊重を認めすぎた憲法に原因があるのだと、思っているのではないか。

このように考えると、自民があのような憲法草案を作った理由が理解できる。
まずは、より説明のしやすい犯罪②について述べたい。

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おばけ愛国心の押し付けの背景(1)

愛国心という言葉はできるだけ敬遠したいが、愛国心にあたるものが全くないというわけではない。
しかし、愛国心というより、読みを同じにした愛郷心と表現した方が私はしっくりくる。

私は、自分が生まれ育った郷(クニ)が好きだ。四季折々の自然やそれを愛でる風習や風土。日々の生活から見えてくる人々の営み。各地で生まれた風習・文化・営みは、本当に愛すべきものがある。

denen

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おばけこのブログのテーマ

私は、このブログをあるテーマで書いてきました(但し、このテーマに関係ないものもあります)。
それは、「得たいの知れない、見えざる力に抗う」です。
日本では、見えない力が思わぬ力を発揮し、人々を萎縮させています。

以前紹介した皇室のタブーは言うまでもないですが、それだけに留まらず、
「常識」がないとか、「空気」が読めない奴だとか、見えない力が人々の行動を制約しています。

「常識」の中身がはっきりしているのなら、特に言うことはありません。
しかし、この中身があいまいなとき、人は輪郭のはっきりしない「常識」に振り回されることになります。それも、「常識」がないという発言に「常識」の中身を検証しようとする者はいません。
こうした不明確さの中身を具体的に考えることで、あいまいさの霧を晴らしたいと思ってきました。
とはいっても、分析が足りなかったり、表現力不足があったことは否定できません。


そもそも、このブログを書き始めたのは、仕事に時間的余裕が出来たため、自分の考えを誰かに伝えてみたいと思ったからです。
しかし、このところ、再び仕事が忙しくなり、本を読む時間も十分に取れなくなってきました。
また、修正しなければならない記事も修正できていない状態です。
そこで、しばらく休んだのち、不定期に更新していきたいと思っています。

この休みの前に、「愛国心」を取り上げたいと思います。
本を読み、いろいろと考えた結果、宗教、教育、経済などの点から考えると説明がつきやすいのかなと思う至りました。
ただ、長くなってしまいましたので、何回かに分けたいと思います。

切れ方が中途半端な場合もありますが、その点はお許しを。


from kiki's Diner

おばけ番外編:ファンドマネージャーという職業

先日、ある大学生からファンドマネージャーになるにはどうしたらいいのかと聞かれた。村上ファンドの村上が話題に上ったときだった。金融業界に詳しくない人からすると、ファンドマネージャーと言えば、今は村上なのだろうか。この大学生の問いに、ファンドマネージャーになりたいと思うなら、バフェットやソロスぐらい挙げろよと内心私は思った。

ファンドマネージャーは、その資格試験があるわけではなく、会社で資金を運用する仕事に就いているにすぎず、確実になれるという道があるわけでもない。また、この職業には向き不向きがある。

今、別に書いていることは、私にとってはとても大切な話題で、時間をかけて書きたいと思っている。また、大学生の問いに答える必要もある。そこで、番外編として、ファンドマネージャーという職業について簡単に触れておきたい。

baffet


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